気遣いと心配り
昨日、教室を出たところで
上品な老婦人に声をかけられました。
「この辺りに美味しいケーキ屋さんがあると聞いたのですが
ご存知ないでしょうか」とのこと。
「名前はわかりますか?」とお聞きすると
「確か、カタカナ2文字だったような…」と。
カタカナ2文字、カタカナ2文字…。
「あっ、フーケですか?」
「そうです、そうです」
道順をお教えすることもできたのですが、
少しだけ遠回りをすればお店までご案内できるので
「同じ方向に行きますので、ご一緒します」と
一緒に歩き始めました。
大阪から北野へ引っ越して来られたこと、
今から大阪のお友達のところへ遊びに行くこと、
そんなことをお聞きしながら歩いていると、
「私、足が遅いので…」とその老婦人が言われたのです。
思わずハッとしました。
もちろん、普段の私よりゆっくり歩いているつもりでした。
が、それでも私と一緒に歩いていると辛かったのでしょう。
道順が分かりにくいかも…と思い、
お店までご案内しようと「気遣い」をしたつもりでしたが、
私の歩く速度に合わせるのが辛いという
お気持ちを察する「心配り」ができていませんでした。
その時、改めて「気遣い」と「心配り」の違いを感じました。
「気遣い」は、相手の立場になり相手に気を使うこと。
「心配り」は、相手の気持ちを察すること。
どちらも大切ですが、
どちらか1つではだめなんだな、と感じました。
「気遣い」と「心配り」の両方ができる女性でいたいと思います。



